本部合宿

2008年 の連盟本部合宿の日記です。


二回生 神田 正教

 今年の本部合宿を終えての感想を書いていきます。
今回の合宿では有段者の部での練習だったのですが、
その技術練習での収穫はかなり大きなものだったと思います。
今まで自分は技をかけられたとしてもかからないことが多く、
正直かからない技を練習する気にもあまりならなかったのですが、
今回教えていただいた先生は今まで教えていただいて来た少林寺拳法の先生の中で
一番すごかったと思います。
いろいろとこれまでの技をやっていったのですが、どの技もレベルが違いました。
やはりどんな物も少しかじったぐらいではその強さを知ることはできないと思ったので、
今までよりももっと真剣に少林寺拳法と向きあってみようと思います。
また来年度からは幹部として後輩達を引っ張っていく立場に置かれるので
そのことも自覚しながら行動したいと思います。


二回生 濱西 直哉

 井戸家先生、福家先生、合宿研修生、静岡大学、中部大学、函館大学、
青春18切符、ロッジ寿、幹部研修会、活力、急所・・・
と印象が強いものを並べるとキリがないのですが、
今年の本部合宿も技術も人間的にも素晴らしい学生、先生がいらっしゃいました。
その中でも特に参段を担当されていた井戸家先生と福家先生は
これまでの少林寺拳法とは少し異なり
本当にストリートファイトで使えそうな(使ったらダメですけど)技や動きを教えていただきました。
構えているときや相手の攻撃をかわし反撃、又は受けを行う際には顔をガードできる位置に手をもってくる、
反撃するときの間合いはいつもの攻撃間合いより半歩近づく、
ただ単に相手を突くのではなく当て身の位置・角度を考え急所を的確に攻めれば
大きな相手でも制することができるのだと実際見て体感して分かりました。
先生方は考えて動くのではなく受けから反撃、急所の位置まで体の細胞が覚えているとおっしゃっていました。
先生の動きを見ていると本当に使える少林寺拳法、
いざと言う時の護身術は体が自然と反応し動けるまで修練しなければ意味がないと感じました。
 また、この合宿では先生方と同じくらい素晴らしい学生が数人いました。
自分と同じ二回生や一回生が皆の前に立ち合宿を動かしており、
自分にはできないことをいろいろしていたので強い衝撃を受けました。
全国の人と友達になれる本部合宿、今まで見たことがない動きが見られる本部合宿、
少林寺拳法・部活について考えさせられる本部合宿、四泊五日と長いようで短い本部合宿・・・
自分はこんな本部合宿が好きになりました。
学生拳士としてあと一回しか行けないと思うととても寂しい気持ちになります。
後輩には一回一回の合宿、大会、懇親会、練習を大切にして部活動生活・学生生活を送ってもらいたいです。
最後に言えることは一つです・・・本部合宿最高!!


二回生 平澤 岳彦

 やはり本部はすごいです。
技術、指導力ともに素晴らしい先生方に教えていただけるのはとても嬉しいことです。
基本的なことをメインで練習したので、この技がこんな感じに上達したという実感はないのですが、
全てに通じる動きのポイントみたいなことを知ることができたという実感があります。
このような基本的な部分は、日々の練習での意識が重要です。
早く体が覚えてくれたらと思います。
先生方は指導のプロなので、その教え方を学ぼうとしましたが、
あまりよくわからないまま終わってしまいました。
ただ、一つだけ、少林寺拳法その他様々のことに対しての姿勢が重要だということはわかりました。
どういう姿勢がいいのかはわからないままですけれど。
でも、後輩たちには楽しい少林寺拳法を教えたいし、楽しく少林寺拳法を教えたい。
たぶんこれからもっともっと悩むことになると思いますが、
本部で見た先生方の姿勢を思い出しながら、成長していきたいと思います。
 一番の収穫は「柔法は途切れたら終わり」という福家先生の言葉です。
最近、私生活でですが「途切れたら終わり」ということを念頭においていろいろ行っていたので、
それが自分の好きな少林寺拳法でも同じなんだなぁと感じで、嬉しかったです。
すごく励まされました。
拳禅一如っていうのはこういうことなのかもしれないですね。
 基本や運用法など拳の部分でたくさん学んだことはありますが、
それよりも禅の部分で学んだことが大きい合宿でした。以上です。