練習日記ミニ開眼〜


5/7(木)三回生 濱西 直哉

本日初めて主座をやらさせていただきました。
緊張しました。
すごいプレッシャーでした。
しかし、大きなミスもなく、無事こなせたので少し安心しています。
練習終了後、辻村さんに、
もう少し具体的な指示を出すようにしたほうが良いと指導を承りました。
教える側として、教わる側のことをもっと深く考えなくてはならないと反省します。
技練でも、演武練でも同じことが言えると思います。
僕らは人数が少ないので、どうするのが一番効率が良いのかを考えながら、
自分の練習も後輩の指導も行っていきたいです。
これからも正面で部活をしっかり引っ張っていきます。
以上で日記を終わらせていただきます。

5/9(土)三回生 平澤 岳彦

3回生になって、時間を探すのが難しくなりました。
二校地の移動でだいぶ時間を浪費してしまうので、
変に西院なんかに引っ越さなければ良かったな・・・と少し後悔しています。
一回生は練習を楽しんでくれているように映ります。
合宿も終わって、本格的な練習が始まり、
本当は心身共にしんどいのだろうと思いますが
そんな中でも元気に練習しています。
一回生で一番大切な役目をしっかりこなしてくれていることに感謝です。
後輩たちにエネルギーを貰って頑張っています。

5/12(火)三回生 神田 正教

今日で京都府大会まで三週間を切りました。
練習時間がうまく取れず、思うように演武が進みません。
一、二回生の頃はたくさんの先輩方に注意をいただけたのですが、
三回生になるとその機会が少なく、考えて練習をする必要性を感じました。
 

5/14(木)副将 一瓢 達也

前半は隊列での基本、胴突き、移動基本を行い、
後半は二回生と柔法、及びミット打ちを行いました。
まず胴突きですが、
一年生はまだあまり拳立てをやってないので、
拳から出血し、以降まともに突けていない様子でした。
二年生は二年生で、上受投に手こずっているようです。
いずれの後輩の姿も、二年前、三年前のそのまま僕の姿で、懐かしく感じます。
当時の僕が、先輩にせっかく指導頂いても、半分も理解できなかったように、
彼らもまた僕の言葉をさっぱり理解できてないと思います。
別に拗ねているわけではないです。
意味わからんし!と思いながらやっていてもいつか、おおこういうことか。
と気付く時が来ると思います。
辞めずに頑張って欲しいです。
怪我人多いです。
二年生ばっかり怪我してます。
いまの三年生にも、去年のちょうど今頃足を折ってる者がいました。
一昨年は僕が腕を折りました。
二年生の五月あたりは怪我をしやすい時期なのかも知れないです。
来年度からは十分に気をつけつつそれなりに無理もしてください。

5/19(火)四回生 鈴木 恭平

おそらく最後の練習日記です。
勉強に集中したい
留学したい
公務員試験忙しい
夢がある
お金がない
やるからにはちゃんとやりたい
しんどい
つまらん
出会いがない
礼儀がうざい
嫌いな人がいる
新歓期間とギャップを感じた

建前にしろ、本音にしろ
いろいろ皆悩みはあると思うけど、
やり通しましょう!きっといいことあります。
 

5/21(木)四回生 蘭 直樹

本日は久しぶりに辻村が主座に立ち、楽しい楽しい練習をしました。
やはりたまには少林寺拳法らしくない練習も必要だと思いました。
日頃から少林寺拳法というものにしか触れ合わなければ、
必然的に武の本質を見誤ることにもなりますので
皆さんは少林寺拳法一筋にならないようにしましょう。
以上です。
失礼します。

5/28(木)四回生 玉井 早織

本日の練習日記を書かせて頂く玉井です。
本日は、豚インフルエンザで休校になり、
練習が出来なかったため、久しぶりの練習でした。
本日は、蹴りを中心に基本を行いました。
最近は、豚インフルエンザで大会が延期になり、
少し前と状況が変わってしまいましたが、
とにかく頑張って、毎日の練習に取り組んでいきたいと思います。

5/30(土)四回生 辻村 吉隆

 久し振りの練習日記です。はい。
てか、最後の練習日記なので、それを意識して書きたいです。
これから後輩に練習指導する後輩たちに話させていただくつもりで書きます。
まず、5/30(土)に提出してなくてすいません。
ごめんなさい。忘れていました。情けないですね。
 さて、練習についてなのですが、
やっぱり何を目的にしてどういう効果・狙いがあるのか、
例えば肩・腰の回転を今までより深くさせることを身体に覚えこますとか、
運歩の幅をいつもより広くさせるのを目的にするとかですね、を意識したほうがいいと思う。
これは教えるほうも教わるほうも一緒。
そんで、教える側は、
自分がこれを教えなコイツは絶対に伸びないって思って教えて、
教わる側は、自分がこれを教わらな絶対に伸びないって思うこと。
要は練習てのは一方的なものやったらダメで
相互的(教えるほうも教わるほうも)にアンテナめぐらせな効果ない。
これを飛躍させると、毎日の練習で教えるほうも教わるほうも、
「自分から」っていうスタンスが絶対に大事。いや、マジで。
絶対に「受け身」になったら、あかん。

 つぎ。練習の内容やけど
「なんでこの練習を今するのか」を前に立つ人は必ず言わないと、
単にしんどいだけとか楽しいだけの練習になってしまう。
後輩も技術上達の「手段」であるはずの練習が、
ただ単に先輩の言うことを聞く「目的」になってしまいます。
たまに「は、なんでこんなんやってんねんやろ」
って思ったことみんなあると思います。
気ぃつけましょう。
別に理論ガチガチで、カッコよく言わなくていいし、
「はい、全員まだまだ肩・腰返ってないし、胴つけて。
ほんで肩・腰返すことだけで意識して。胴突きになったとたんに、
皆脇があいて力任せに突いてるから必ず脇締めて肩腰を返して」
でイイと思う。
大事なのは、指導で使うコトバを
自分のイメージやフィーリングだけでなく(もちろんこれも大事)、
「具体的な」コトバでやらないとあかん。
あと、技術指導の禁止ワードは「ちゃんと○○して」とか
「しっかりと○○すること」やね。
これは前に立っている人がなんか自分で自分を指導しているみたいやし、
言うてる本人さんだけでしかわからないです。
後輩諸君気ぃつけてください。

 で、最後に言うことは、先輩は後輩に毎回の練習で、
今日は何するのかなぁ、みたいなほんの少しの期待と雰囲気を持たせてやって下さい。
幹部は日々の練習でエラそうに指示する代わりに、
後輩には技術だけでなく
礼儀、部活や少林寺拳法に対する考えや想いを
毎回(個人練習と全体練習含めて)一つでもいいので、プレゼントしてあげて。
これは自戒でもある。
でも、とくに幹部の後半になると練習のネタが無いからとか、
しんどいからとかの言い訳でモチベーションが下がって、
だんだん練習がマンネリ化するんですよ。マジで(笑)
僕も二、三週間に1回くらいのペースで、
ああもうしんどいって、適当にやったれ、
みたいなカンジで前に立って声だけ張り上げたこともあります。
で、2時間無事に終わって自分では。
やれやれ、で終わるんですど後輩にはなんとなく分かるんです。
あ、テキトーにやったはるんかなって。
もうそうなってしまったらしゃあないですね(笑)
開き直るしかない。
病気と一緒。早期発見・早期治療するしかない。
やけど大事なのが、
「部活」って言うとだいたい皆「練習」をイメージするんじゃないですか。
それくらい「練習」って大事です。
当たり前じゃって思いますけど、
僕、「練習」って単なる技術伝達の空間じゃ無いと思うし、
そうなったらあかんと思うんです。
部員が全員揃うところってやっぱ真誠館の道場で、
僕ら大学生やし、練習ばっかりやなくて授業とかバイトとか、
その他諸々な時間過ごした一人一人が集まって「練習」するんです。
要はみんな少林寺拳法以外のものもったり、かかえたりして道場来るんです。
そんときぐらいじゃないんですかね、
部員一人一人の顔見て言葉交わして、
こいつ今日は元気そうやなとか、しんどそうやなとか分かるの。
やし、幹部なったら練習前に部員一人一人の顔見て、
総合的に判断して「練習」の雰囲気つくるくらいの勢いないとあかんよ。
やから幹部は後輩より早く道場にいとかなあかん。
いや、別にしんどそうやから、練習メニューを緩めろってことじゃないですよ。
皆しんどがってる時に、きついメニューしたら意外とこなせる時あるで。
でも、だいたいそういう時は自分も体疲れてるんやけどね(笑)
要は「練習」って体育会の部員である以上、
それが生活の一部(全てになる変態部員もおわす)になるんですよ。
やから授業、バイト絶好調!練習だるいなーっていう思いを後輩にささんほうがいいんですよ。
生活の一部やから。
生活の一部である以上、「練習」が単なる「技術伝達空間」じゃなくて、
部員一人一人の「人間的成長できる空間」にしないとあかんねん。
なんでか、言うたらうちが「同志社大学体育会少林寺拳法部」やから。
楽しい雰囲気、きつい雰囲気どっちとってもいいけど、
第三者から見て「おい、それほんまにええんか」ってツッコミもらった時、
自信もって「いや、これは○○を狙ってやってることです。○○したら成長できますよ」
って言えるようになって。
みんなが成長できる雰囲気。これが一番大事。
単に4年間の思い出やったらお金と時間がもったいない。
それが同志社大学体育会少林寺拳法部の一番のよい所やと思う。

おしまい。